太古の海を感じる木下貝層

木下貝層は、約12万年前に古東京湾の浅い海に堆積した地層で、現在の木下万葉公園内に露頭が残されています。厚さ約4.3メートル、長さ約45メートルにわたる地層からは、100種類以上の貝類の化石が密集して見つかり、国の天然記念物にも指定されています。

地質や古代の自然にふれられる貴重な場所として、自由に見学できる公園内に整備されており、歴史や自然に興味のある方におすすめです。

主な見どころ・魅力

木下万葉公園に位置する木下貝層は、地層が地表に露出した「露頭」が見られる全国的にも珍しいスポットです。貝の化石が密集する様子を実際に目で見ることができ、地質時代へのロマンを感じられます。

貝類は暖流系・浅海性の種が多く、かつてこの地が海だったことを物語っています。公園内には案内板や解説も整備されており、小学生の自由研究や散策がてらの学びにも最適。春には緑が美しく、自然散策にもぴったりのスポットです。

アクセス

〒270-1326 千葉県印西市木下平台799−1

その他情報

  • ホームページ

    https://www.city.inzai.lg.jp/0000005009.html

  • 営業時間

    終日開放

  • 定休日

    なし